2022年メンバー表更新

3月に市川佑馬さんと中石海さんが修士課程を終了しました。その際に、お二人共に広域科学専攻賞を受賞されました。 市川佑馬学習を反映した重みパラメータを持つ深層ボルツマンマシンの統計力学的解析中石海確率化された句構造文法の統計力学 4月からはあらたに、岡嶋航太さんと金光航平さんが修士1年生として加入。さらに、金子研から市川航平さんと板尾健司さんが加わり、これが今年度のフルラインナップです。 http://hukushimalab.c.u-tokyo.ac.jp/member-page/ 史上最大でしょうか。。。
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2022年3月日本物理学会

残念ながら今回も対面での開催が叶いませんでした.これでオンラインが四回続きましたか. 研究室のみなさんは以下のように発表します. 私以外は順調に研究が進んでいます.このラインナップをみて研究室の特徴がでていると思います.何をやっているのかわからないけど,統計物理学の研究をしている研究室です.余裕があれば学会レポートも記してみたい.私は計算が全然進まなかったので一回スキップしちゃいました.次回には面白い相図をお見せしたいと思っています. 3月12日Jrセッション 物理学会の本会に先立ち,前の週の土曜日にJrセッションがあった.審査委員と座長として参加した.このJrセッションの運営は年々充実してきて感心させられる.委員長の松川先生とスタッフのご尽力の賜物である.それで,このJrセッションを本会と区別した運営指針にするかどうかはいつも議論になるところだと思う.国内でも多くの高校生の研究発表会が開催されている.それらと同様でいいのだが,せっかく物理学会でやっているのだから,本会と同じ意識でいいのではないか?という考え方がある.つまり,「よく頑張りましたねー」的...
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2021年メンバー

3月末をもって,助教の中西さんとPDの池田晴國さんが転出になりました.中西さんは同志社大学の准教授へ,池田さんは学習院の助教へのご栄転です.それから,修士課程の伊藤さんと松原くんが卒業しました. 新天地でのますますの活躍を祈っています. 4月からは新たに崎下くんと土手さんが博士課程にやってきました.
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2021年3月物理学会@オンライン

日本物理学会が開催.オンサイトなら駒場で開催される予定であったが,今回もオンライン.みなさんオンラインに慣れてきて,大きなトラブルなく進行.ちょっとしたトラブルはあちこちで. 研究室のメンバーの発表は以下のとおり. 学会のポスターセッションと廊下問題は改善されず,何かコメントできる機会があると思うのでポスターセッションの改善だけはなんとかいたい.このままではポスター発表する人はいなくなると思われる.実際に,領域11での前回のエントリー数は68で,今回は36.淡い期待でのエントリーだったと思うが,今回の様子では次回は10を切っても文句は言えない.改善だけでなく,改善したことを周知しないといけない. 廊下問題は,Zoomではカバーしきれない雑談スペースの確保の必要性を言っていて,SpatialChatやGather.townなどの空間型オンラインツールの設置である程度改善できると思う.学会発表の延長戦は廊下や昼休みや夜セッションで行われるので,絶対に必要.一方で,オンラインだと発表後にコチャでコメントをもらうことはリアルにはない面白みではある.チャットは込み入っ...
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2021スタート

新年あけました.昨年のここは途中で失速しましたが,今年はもうちょっとコメントするようにします.昨年はちょろっと動画配信したりしましたが,もっと積極的に情報発信をしたいものです.少なくとも論文の解説は書くべきだと思っています. オンラインで多くのことが行われるようになって,世界の距離が縮まってオンラインのセミナーが身近になったことはとてもよいことでした.研究会も議論をする術も徐々に確立してきているように感じています.先月の物性研でのポスターセッションはブレークアウトセッションを使って,個部屋毎にプレゼンターと議論することができました.久しぶりに研究室以外の若手とおしゃべりができて刺激をもらいました.毎年行われる千葉大学の高校生理科発表会の通常開催は中止になりましたが,先週に動画とポスターの掲示をみて,チャットツールで質疑をする形で行われました.目を見て議論するわけではないので,ツッコミ強度の調整は難しいですが,できるだけ遠慮しないように書き込みました.やはり,おしゃべりや議論は言葉だけでするわけではなくて,表情や視線も情報を持っているのでね. あとは,顔出しでおしゃべりでき...
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吉山くんのテンソルくりこみ群の論文が公開

テンソルくりこみ群による格子ガラス模型の相転移研究 Higher-Order Tensor Renormalization Group Approach to Lattice Glass ModelKota Yoshiyama, and Koji HukushimaJ. Phys. Soc. Jpn. 89, 104003 (2020) いろいろこの論文の解説を書きたい...またのちほど.
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日本物理学会2020がはじまる

9月8日から物理学会が始まります. 初のオンライン開催です.何が起きるのかわかりません.普段会うことのない研究者とおしゃべりして刺激を受ける...ことはできないのですが,オンラインだからこそできることを模索する第一歩になると思っています.セッションの移動にかかる時間がほぼないので,講演単位で自由に講演を聞いて回ることができます.会場のキャパのせいで,人気のシンポジウムの会場に入れない...ということはないですね.これはよいことです.一方で,オンライン会議では議論がどのように展開できるのか不明です.講演者は聴衆の反応を直接感じることは難しいです.セッションをうまく回すために座長の実力が問われるでしょう.また,ポスタセッションがどのように機能するかは未知数です.とにかく,不安と期待が混ざっています.いや,楽しみなんです. 研究室から学生さんが発表します. 講演番号登録番号タイトル著者所属領域10aC2-81463磁場掃引中のGinzburg-Landauモデル上に現れる二次元磁気パターンの時間発展中西亮A, 福島孝治A, B東大院総文A, 東大先進B領域39pL2-11...
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西川くんの格子ガラス論文が公開!

格子ガラスの統計力学 フランス・モンペリエ大でPDをしている西川君の論文が公開されました.Yoshihiko Nishikawa and Koji Hukushima“Lattice Glass Model in Three Spatial Dimensions”Phys. Rev. Lett. 125, 065501 – Published 5 August 2020DOI:https://doi.org/10.1103/PhysRevLett.125.065501 ガラスは汚い固体なのか?それとも,ネバネバした液体なのか? 一見,何を問いにしているのかわからない疑問かもしれない.日常で目にするガラスはカチカチの固体であって,おおよそ液体には見えない.しかし,原子スケールの目をもってガラスの詳細をみると,結晶のようなきれいな固体ではないことがわかる.ふと「カチカチ」の固体はどのように定義されるだろうかと考えてみると,謎が深まる.理系の大学生ならば,液体や気体にはない固体特有の性質は思いつくだろうが,もっとも素朴には「固まっているもの=固体」だろう.し...
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2020年相関基礎科学系大学院入試説明会

オンラインで説明を行うことになりました.詳細は相関基礎科学系のWEBをご覧ください.事前登録が必要のようです. 2020年6月13日(土) 13:002020年6月20日(土) 13:00 どちらも同じ内容になります. 募集要項が2020.6.5に更新されました.こちらへ.今年度は大幅に受験方法が代わりましたのでご注意下さい. 全体の説明会の後に個別の研究室公開も行います.相転移論,ランダム系の統計物理学,データ駆動科学に興味のある学生さんはいらしてください.研究室公開のための事前登録はこちら(福島研専用)から.適当におしゃべり+進路相談会をします.
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講義など

去年の授業評価アンケートの結果が戻ってきた.一昨年,気が緩んだわけではないが,熱力学のポイントが下がって,気を締め直して少し持ち直した.統計力学は基本的にキープだが,受講人数は24名と少ない.月曜日の1限だからというわけでもなかろう.10月からどうなるかわからないが,もうちょっと人数増えないかなぁ.量子論とか相対論は100人超えるのに... それで,現在は後期課程と大学院の両面開き講義がいわゆるオンライン講義として継続中.その様子のメモはここから辿れる(東大内部に制限がかかっているかもしれない).
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