新年の挨拶もないままに1月が終わろうとしている。大学にいると一番忙しいのは1月な気がする。今年もいろいろ行事があって1月が終わろうとしている。 今日はこの記事を書こうと思ったのは、博士論文審査会の打ち上げがあったことがきっかけではある。 常々、何やってるかよくわからない研究室だなーと思いながら、一方で、理想とすべき研究室運営を追い求めているなれの果てがこれなんだなぁと思い、もうすぐくる研究室紹介の季節には説明に窮してしまう現状がここのところ続いている。自分も主催ができるのは残り10年となっているにもかかわらず、型が決まらないこの有様はどうなんだと疑問に思うこともある。 一方で、研究室の定例会は面白くて、機械学習の話があると思えば、続いてクロマチンのモデリングの話がきて、言語モデルの話もあって、NP問題の議論になる。引いてみればどれもこれも多体問題であり、統計物理学の範疇である。こういう研究室は昔はたくさんあったように思う。自分が大学院生のころのすずます研はそうだったように思うし、誤解を恐れずに言えばきくち研やはたの研やいとうのぶ研とか自分から見れば偉大な先輩方の構え...
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