SantaFeでの研究会に行ってきた

数年ぶりにSante Fe Instituteでの研究会に参加.Jon Machtaさんにお誘いを受けたわけだが,この5月にGell-Mannが亡くなってから初めてでもあり,なんとなく感慨深く訪れる.相変わらず青い空と茶色い町並みが印象的である.

研究会はclosedで,テーマは,

New Algorithms for Optimization, Sampling, Learning, and Quantum Simulations

であった.その影響もあるのかもしれない.参加者のほとんどはいわゆる大学人ではなく,MS, 1Qbit, D-waveなどの企業とともに,NASA, LANLなどの国研を含めると8割くらいじゃなかったかな.ただ,議論する内容は基礎的なことが多くていろいろためになった.ポピュレーション型モンテカルロ法でセッションが一つ組まれていて,自分はそこで最近の試みの話しだ.量子系の話もあって勉強になる.

最適化の専門家の話しや量子計算の人たちの話も面白かったけど,一番は実験系の話し.最近,日本でも東芝が最適化ハードを作ったことが話題になったけど,それ近くて,だけど,もう一つ制御というかダイナミクスが入っている系で,それで交換法ができるかもしれないという話だった.めちゃくちゃ興奮する.